「掘ったら菓子!!」

こんにちは!ちづです!
ちょいホッタラカシ気味に(w)日々の日記などを綴っています。

964「ハルキゲニア・・ここ最近ジェダイが買ったもの」

2021年09月30日 08時50分37秒 | 日記
ここ最近、ジェダイが買ったちょっとお高い置物。

①と③はカンブリア紀の生物として有名な「ハルキゲニア」

約5億年前のカンブリア紀の海に生息していた葉足動物で細長い脚と7対の発達した棘をもっています。

カナダのバージェス動物群や、中国からも複数の種が発見されています。
この時代は生物の種類が爆発的に増えた時代(カンブリアの大爆発)。
カンブリアモンスターの代表的な種類の一つです。
ハルキゲニアの体長は1~5cm。その平らな体の上半分は、体と比べて巨大なトゲで覆われており、下半分には触手のような脚が付いています。


この時代の生物は、とにかく摩訶不思議な姿かたちをしています。

Discover誌によると、ハルキゲニアの化石は1911年、カナダのバージェス頁岩の地層から、アメリカ人の古生物学者チャールズ・ウォルコットによって発見されました。そのあまり奇妙な姿から、1977年に「ハルキゲニア」(幻覚を生むもの)と命名。
1977年当初はトゲの部分が足だと考えられていなしたが、その後の調査で上下逆さまだったことが判明。さらに最新の論文で、前後も逆だったことが明らかになりました。

①と③は同じ生物なのに、違う形をしているのは①は1977年の当時の逆さまな姿、③はその後の研究で分かった姿だからです。

電子顕微鏡を使って、これまで尻尾だと思われていた部分に目があることが判明、実は頭部だったことが分かったと、イギリスのケンブリッジ大学などの研究チームが科学誌「Nature」に論文を発表しました。


※「標本の先端にある大きい風船のような丸い部分は、これまで頭部だと考えられていました。しかしこれは体の一部ではなく、押しつぶされて死んだときに、体液か消化管の内容物が漏れ出して塊になったものだと、研究者が発表しています。

という、いわく付きつきの生物ですから、これを購入するなら①1977年型と、最新の③を両方とも並べなければ意味がない!というジェダイの説(w)
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2 コメント

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ハルキゲニア (バンダナおやじ)
2021-10-08 21:46:51
先日うちのチビが、サイパン日本語学校の絵日記の宿題に、ハルキゲニアの研究を書いていました。
youtubeで調べて、まさに旧復元と現復元の違いなどをまとめ、今日はこんな事を調べましたと絵日記にイラスト入りで書いたのですが、クラスメイトはもちろん先生もあまりに渋い題材に、微妙な反応だったようです。
因みに一緒に写っているのはインドサイ?それともヨロイサイ?
Unknown (ちづ)
2021-10-09 22:42:36
バンダナおやじ様・・ん~?!!
Kくん・・・すごいな・・。
小学生が、これに興味を持つなんて!
バンダナおやじ様、Kクンが興味をもつものは、どんどん本や資料を買ってあげてください!おろしたてのスポンジのようにどんどん知識を吸収していくことでしょう。
日本語の本が欲しければ、ご連絡ください。探して送ります。
ほんとに頼もしい!そして、私までウキウキする!

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